自分が作っている野菜を
家族だけではなく 知らない人にも食べてもらいたいと
軽トラに乗って売りに来るのは 私と同世代らしい?Sさん。
そして それは三年前の春からでした。
軽トラは 野菜を売りに出るため
旦那さんに買って貰ったと・・・
一番初めに 嬉しそうに話してくれた。
たくさん食べてた育ち盛りの息子さんが
その年の春から大学に通うため
家を離れて行ったので・・・
寂しいけれど・・・ その気持ち忘れるためにも
野菜作りにせいだそうかなぁ~。そして売りたいのだとも。。。
野菜を買うたび
少しづつ 聞かせてもらう話の中に野菜の顔と
作り手・売り手の 顔がみえてくる。
野菜を売る姿が不慣れで・・・自分の建築仕事も不慣れで・・・
言葉にはでないけれど 同世代同士の慰め。
自分は野菜作りではないけれど
これまで家族のためにしてきた
主婦としての暮らしづくりを建築に活かして
仕事にしていきたいなぁ~。と。
Sさん見ていて 自分なりに頼まれた仕事はがんばろう!!と思えた。
春から夏に向かうこの季節
とびきり楽しみな苺は・・・この出来事を思い出させてくれる。
崩れやすいので そぉっとそぉっと。思い出も
出しては仕舞、仕舞っては出してみたいものです。
現場が一つづつ 仕上がっていくのは 嬉しいもの。
思い出も 熱意も夢も そぉっと大切に 持続持続・・・。