雨降り好き    

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 小さな頃から雨降り好きです。 

 何故と 自分に問うたこともなかったのですが 

庭の草木と同化して 雨が潤いを与えてくれていると思っていたのかも知れません。

 親の配慮なのか策略なのか、気付くと机の位置はいつも窓辺に置かれて 

自然に机に向かって 本を読んだり、絵を描きながら、庭景色をみてました。

雨の日が続く梅雨時期は窓辺の景色は水を含みぐぐぐっと色濃くなる それがまた楽しみでした。

梅雨時期に咲き誇る紫陽花や菖蒲の花が凛と咲き 雨模様に彩りを与えてくれてました。

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荒井由実の『やさしさにつつまれて』の歌詞を 聞く度 この頃思う事があります。

 

小さい頃は神様がいて 不思議に夢をかなえてくれた

   やさしい気持ちで目覚めた朝は おとなになっても 奇跡はおこるよ

   カーテンを開いて 静かな木洩れ陽の やさしさに包まれたなら きっと

   目にうつる全てのことは メッセージ

    小さい頃は神様がいて 毎日愛を届けてくれた

   心の奥にしまい忘れた 大切な箱 ひらくときは今

   雨上がりの庭で くちなしの香りの やさしさに包まれたなら きっと

   目にうつる全てのことは メッセージ

   カーテンを開いて 静かな木洩れ陽の やさしさに包まれたなら きっと

   目にうつる全てのことは メッセージ??????

 

 小さい頃の神様は 親だったんだろうなぁ…

雨風に心配する事無く 

ただ ゆったりと自分の好きな時間を過ごせた事 みんな神様(親)の仕業でした。

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 年を重ね物事に対する目線や時間の流れも変わってきて、毎日が慌ただしく余裕なく過ぎてます。

好きな季節や 好きな物事も忘れがちになります。

窓辺に座り ゆったり時間をつくり 夢をかなえてくれた親や、自然に、感謝したり

これからの 生活を楽しむためにも 雨降りの楽しみを忘れずにいたいと思います。

     

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