街の中 いつもは桜と気づかずの木に桜色の花が満開
今日の雨がもったいないと思いながら 現場写真整理。
ちょうど1ヶ月前の写真の中に 梅の花が・・・
3月4日 思い立つ気持ちで 茨城水戸へ
3月5日 妹・弟と 梅の花満開の偕楽園・好文亭へ
偕楽園の梅の花の写真と 好文亭の襖・襖・襖の写真。
その時は 考えのしなかった 思いもしなかった幼少期の思い出。

父と母が創った家を思い出した。
好文亭が好味だったんだろうと・・・
高台に建てられた家の2階は
湯通の住宅にしては広すぎる畳の間と廊下があり
部屋ごとに襖絵が変わっていて鮮やかだった。
建築を仕事にしていた父だったから出来た住宅だった。
柱や長押や天井材 材木の品質と仕事の技は子供には理解できなかった。
絵が好きだった母は襖絵が気に入り我が住まいにと考えたのだろう。
これまた、子供が気に入るはずがない。

私は好文亭を見ながら父と母を思いました。
その家は手ばなすことになり、
今は区画整理で取り壊され無くなってしまいましたけれど
不思議なことに 跡地の墓地に今静かに父と母が眠ってます。

好文亭の名前の由来は、
晋(しん)の武帝の故事
「文を好めば則ち梅開き、学を廃すれば則ち梅開かず」により、
梅の異名を「好文木(こうぶんぼく)」といったことから命名されたといわれているのです。
若いときに気付かずにいたことが気付けるなんとも面白い4月。
   新学期時期です。

20160305c

20160305a

20160305b

 

20160305d

20160305e

20160305f