職人気質の父を説得?!

タイトルを書き(打ち)ながら思わず笑えた。

苦手な『説得』と言う言葉に。

苦手というか これまで使わずに済んでいたのだという事に
今回気付かされた。

説得したこととかお願いしたことはないに等しい。

学校を決めるのも、結婚も、欲しいものも、
父は自然に同意してくれていた。
いや もしかしたら我儘押し通していたのかもしれない。

今回 父を説得したのは
茨城から新潟に軽自動車で父と母と二人で来ると言い出した事。

それは困る…と言いながら50才を過ぎた娘は揺れた。

11月10日前後になると新潟地方では
霙交じりの雨が降り始め天候悪く危険だよと。

届けたい椅子と道具も積んだ。オイル交換もした。
(新潟でお前らが使うストーブの)薪も割ってあげたい。
母と紅葉をみながら高速を使わず下道で
福島経由でゆっくりと行くと言い切る。

今年80歳になる父、
一方的な(年老いての)頑固さとは違う職人気質の頑固さがみえて
我ながら『父のしたい様にさせてあげたい』迷った。

迷いながら 父母と話し合いを重ねた結果
今週末 私が茨城行くことになった。

前から気になっていて 
いつかは訪れたいと思っていた材木屋さんに
父に連れて行ってもらおうことになった。

もしかしたら 私の我儘押し通したことになる?!

そういえば 
私の我儘 いつも見守っていてくれていた(亡きPAPA)がいた。
今回の(父を説得!!事件)で気付かされた。
これから先 何も失いたくないと父に泣いた。
父の動じない電話の声に気付かされた。
失ってはいない。側にいる。苦笑いして看ていてくれてる。(笑)

おまけに 仕事「HOME」自分 の気付きももらえた。
風の通りや余白を大切にしたい。

悩み気付くことで一歩前進。この一歩が愛おしい。